2018年6月29日金曜日

会社への満足度と不満足度の要因は別々のものだと考える!

こんにちは!ズマペンです。
先日、打ち合わせした会社さんで感じたことを話したいと思います。

とある会社の打合せで・・・

その会社さんは、これまで社長さんのカリスマ性で成長してきた会社さん。
現在は、どんどん社員さんを増やしていって、同時に社内のマニュアルなども整備、着実に仕組みをつくりながら、組織を強くしていこうとしていました。

自分がお会いしたのは、そんな会社が変革する真っただ中、新しく入った広報担当の社員さんだったのですが、社長さんからのざっくりな指示と、てんこ盛りの実務の板挟みになっていて非常に困っていました。。。

ズマペンは、仕事の役割柄、社長さんとスタッフさんの両方とお話しすることが多いのですが、社員のやる気を上げるのは社員さん自身でやらなければいけないけれど、やる気を奪っているのは社長が多いと感じます。

基本的に社長が言うことは絶対尊重であり、それ自体は間違いと思いませんが、指示だから意見も言えずに従うだけになってしまう社員さんの気持ち、そこを気遣う社長さんが少ないのかな?と感じます。




会社への満足度と不満足度の要因は違う!

まず、理解しなければいけないのは、会社への満足度を高める要因と不満足を高める要因が違うということです。主な要因は下記です。

■満足度を高める要因(動機づけ要因)
・仕事のやりがい
・仕事の適正
・評価の公平性
・役職ポスト
・自己成長の実感

■不満足度を高める要因(衛星要因)
・給与
・福利厚生
・勤務時間
・休み
・職場環境
・対人関係
・経営方針

分かりやすく言うと、どんなにやりがいのある仕事をしても給料が低ければ、不満足度は高まります。

反対に、給与が高くてもやりがいのある仕事でなければ、満足度は高まりません。(不満足度が減るだけ)


自主性とやる気をアップする傾聴

会社として社員さんの満足度をアップさせたいのであれば、はじめに社員アンケートをとるのがおすすめです。満足度の要因と不満足度の要因を分けてアンケートすることで、会社の社員評価の見える化につながります。

また、プラスして社長のアンケート結果予想をすると、ギャップがでた時に理解がしやすいと思います。注意したいのは、社長が自主的にやるのは×。社員が気を使うだけだからです。できれば外部の方にお願いするようにしましょう。

こうした現状把握をしっかり行ったうえで、社内の組織改善を図ります。その際もファシリテーターを別に設けたうえで、進めていくとよいです。

具体的な施策例(会社さんによってやるべきことは異なります。)
・個別カウンセリング
・お互いのことを知るためのグループワーク
・社長と写真さんの面談 ※社長は話さず聴くだけ
・評価制度の見直し
など

今日はここまで!せっかく一緒に働く人なら、同じ方向を向いて頑張っていきたいですよね。まずは会社の満足度と不満足度の要因はちがう!ということを理解しましょう。








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